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「設計事務所を選んだ動機、現在、将来」

先日表題のシンポジウムをCO2WORKSさんのオフィスをお借りして開催しました。

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短期間の募集でしたが会場は満席となりかなりの熱気に包まれました。

今回のシンポジウムでは
講演会などで登壇される著名建築家といった
「遠い憧れの存在」ではなく
「無名で身近な設計事務所勤務の先輩」にお集まり頂きました。

この年齢的、立場的距離感と
何が飛び出すかわからないリアリティが重要で
新入スタッフによる生きた言葉とユーモア交えたプレゼンが会場を沸かせました。



流れとしては6名の新入スタッフによる
設計事務所を選んだ理由、現在の業務、将来のビジョンを各々プレゼンして頂き

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中渡瀬さんからのキラーパスを受けて対談していただき

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最後に来場者との対話形式を絶対設けたかったので
学生からの質問に各々応答していただき
予定不調和な展開と共に熱意ある話が聞けました。


今回登壇していただいたスタッフさんに共通して言えることは

建築がとても好きで

自分で設計したいという気持ちが強く

就職を含め考え方がポジティブで

将来のヴィジョンをしっかり持っている


という点です。


そして来場した学生の中からも上記のような意思を持っているという話を耳にして

愛知の設計業界は今後も明るいのでは!と久しぶりに感じました。



企業の就職活動だけに目を向けるのではなく

自分のやりたいことを見つけて挑むことや

設計事務所で励んでいる先輩たちの背中を見て

なにかを感じ取って頂ければという趣旨で企画されたものですが

終わった後の感想や懇親会への参加率の高さから

予想以上に学生からの反響が大きかったのが印象的でした。


今回ご協力頂いたCO2の中渡瀬さん始めスタッフの皆さん

登壇者の皆さん、登壇者の事務所所長の皆様

また様々な思いをぶつけてくれた学生の皆さん

ありがとうございました。

今後の行動(夏季オープンデスクなど)と活躍を心より応援しております!




最後に印象的だったコメントを記載します。


就職先は最後の最後まで迷ったが
質の高い建築を作りたい、携わりたいと思ったら
決まっていた組織設計ではなくアトリエ系だと思い今の事務所を選択した。


学生の時に学んだ建築が楽しくてこのまま建築を続けたいと思ったら
自然とアトリエ系設計事務所が就職先となった。


学生の時に住宅設計監理に携わることができ
ひとつの住宅が竣工したときに絶対に将来独立して住宅を作りたいと思った。


JIA東海住宅建築賞に応募している先輩たちにどうやったら追いつけるか考えている。
その前に週明けのプレゼン準備が終わってなくて焦っている。


始めてのことだらけ、わからないことだらけ、失敗することも時々ある。
その失敗をどう挽回し、成果をあげていけるかが重要。


目先の業務をこなすだけではなく将来独立したときのことを考えて
日々ちからをつけて行きたいと考えている。


設計に興味ある人は複数オープンデスクに行くとよい。
様々な建築の考え方やプロセスが学べる。


将来独立したときをイメージしてそれに近いアトリエ系事務所を選んだ。


メディアに紹介されることが建築を作る目的ではないが
独立後はそういう建築を作りたい。


20代で設計を学んで30歳前後で結婚して(その前に相手を見つけて)
出産して子育てして、落ち着いたら独立して設計を再開する。


女性だと事務職に配属されることもある大企業より
直接ものづくりに関われる設計事務所が自分にあっていると思った。


短期間で多くの経験が詰めるのがアトリエ系事務所の魅力。


大学で学んだCADソフトがマニアックすぎて今困っている。


学生の時に建築や建築家の勉強を怠ってきたため
諸江所長が月1で勉強会を開いてくれている。


学生さんへのメッセージとして自分の限界を自分で決めないでほしい。


アトリエ系事務所がブラック企業かどうかは自分の価値観で判断すること。


深夜までスタディすることが嫌なら学生のときから建築好きになっていない。
その意味で大学の延長のような環境。
自由なところも多い。


大切なのは自分の価値観をどこにおくかということ。


自分の未来につなげていく仕事を今している。



2015.06.29(Mon) - architecture





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