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地盤調査

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2017.03.01(Wed) - architecture


住まいの感想/法連町の家

本日は某メーカーの取材で法連町の家に。

法連町の家・・・住宅地に建てられた60代ご夫婦のための住宅


通常一時間程度で終わる取材が

お施主さんも設計者もなんか楽しくて盛り上がってしまい、気がつくと3時間経過

陽が沈みかけていました(笑)



私からは計画概要とお施主さんとのやり取りについて

お施主さんからは住んでから感じたこと、ご家族の変化など色々お聞かせ頂きました。



その中で嬉しかったご主人のコメント。

この家ができてよかったことは? という質問に対して


「娘たちが友人を連れてきては、ご飯を食べたり、泊まっていったり

多いときは6人泊まったことも、、、

そんなに社交的じゃなかった娘たちが

友達をつれて親の家にしょっちゅう顔を出すようになったのも

この家ができたからだと思います。

それから娘の友人に食事を用意したり

世話をしている妻がうれしそうで

その笑顔が見れたことが

この家を建てて一番嬉しかったことです。」



予想していなかったご返答に、こみ上げるものがありました。




現在進行中のお施主さんにも、これから出会うお施主さんにも

同じようにお力になれたらと改めて思いました。


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その上で、今やっている計画が大変で

疲労困憊で何やりたかったかわからなくなっているという設計事務所勤務のスタッフ。


設計事務所は勤務形態が厳しいとか

給与が企業と比べて低いとか

人生の安定が最優先とか

実力無いからできないとか

やりたいことに挑戦するまえに投げ出して

つまらない言い訳ばかりを探している大学生。


その先にはすっごい面白いことが待っているし

思いもよらない出会いと人生が展開していくし

仕事はお金と労働力の交換なんていう学校で習ったつまらない定義ではなく

もっとお互いの幸せが響きあうことがあるもので

そりゃ安定はしないかもしれないけどそれなりに食べていけてるし

なにより、建築が面白くてどうしようもなくなる!


だから建築じゃなくてもいいから

自分のやりたいことに素直に進んでほしいと願う。


以上。


2017.02.27(Mon) - column


PHIARO TokaiCreativeCenter


HPに昨年竣工しましたPHIARO TokaiCreativeCenter をアップしました。

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>>> P H I A R O  Tokai Creative Center


2017.02.23(Thu) - projects


素材を訪ねる。

昨年竣工した工場で用いたタイルは豊田市で採れた粘土を使っています。

本日はようやく各方面と調整ができたので採掘場に特別に入らせて頂き見学をしてきました。

ここではガラスの元となるケイ素やコンクリート用の骨材、衛生陶器や食器になる粘土などが採れるそうです。

この場所で採掘が始まっておよそ100年。

山から採れる素材が様々な形で日常を支え続けてきたことに感慨深いものがあります。

大学の調査によると数百年前から300万年前の地層でできているそうです。

となると遺跡の上に立っている様で、足元が落ち着かない。

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土は選別されて各々盛られています。 このままの建築でもカッコイイ!
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空が近い。
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スケール感が半端なく、とにかく圧倒される。
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土の表情が豊かで、触るとそれぞれ感触も異なり、素材によって配合、焼き方、用途が変わってくるそうです。
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この土には数万年前の木がたくさん含まれていました。化石ですね。
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グランドキャニオンじゃなく、ここは豊田市。
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年月を経てできた素材を大切に、これからも設計をしていきたいと思います。


2017.02.15(Wed) - architecture


建築は楽しい

敷地に立った時、素材に触れたとき、新しいスケールを見つけたとき

とてもワクワクして建築がつくりたい衝動に駆られ

言葉にならない思いがこみ上げます。


設計は苦しいとか

嫌なことが殆どでうれしいのは一瞬とか

施主や現場が、、、と色々な意見もあるけど


僕は学生のころに興味を持った建築が今も好きで

お施主さんはいつもキラーパスを投げかけてくださるけど(笑)

いや~きついの来ましたね~ って笑って話せるお施主さんばかりで

施工者と喧嘩したことも無く

上から目線で指令を出したことも無く

常に協働しているチームという意識で接しています。



春ごろからは同時に現場がいくつか始まり

今とは違った建築を作っていく事になります。

敷地に応えながら、環境と関係しながら、静かに佇むいくつかの住宅。


現在スタッフが猛烈に頑張ってくれているので、もうしばらくお待ち下さい!


2017.02.14(Tue) - hitorigoto


春季オープンデスク募集

春休み期間のオープンデスクを募集します。

将来設計事務所に勤めたい、独立したい、住宅設計がしたいという方は是非。

□短期オープンデスクの実習内容抜粋

・模型製作
・CG製作

↑これで終わってしまっては面白くないので

↓こんなことも経験してもらっています。


・施工現場勉強会(敷地の読取り、コンセプト、施工、ディテール、寸法など)

・現場写真撮影勉強会(何を見つけれるかが重要です)

・竣工物件訪問(タイミングがあえば!)

・社内勉強会
 竣工物件勉強会(ディテールその他)
 建築スライド勉強会(国内外)
 写真勉強会  (テーマを決めて各々が撮影してきたものをプレゼン)
 映画勉強会  (建築以外の分野から学ぶ)
 アドリブ勉強会(即興に対応する)
 プレゼン勉強会 (伝える資料づくり、伝え方など)
 街路清掃 (自然と向き合い観察を行なう)


模型制作補助だけのオープンデスク研修だけでは
折角の実務体験として物足りないと思えるので
出来る限り情報と経験と視野を広げる機会を提供しています。

勤務時間、期間は相談のうえ決定としています。
バイトがある場合はそちらと調整をしながら来て頂ければ構いません。
期間は2週間を基本としますが他の学生と調整しながらとなります。

お問合せはこちらまで

2017春季オープンデスク係り


2017.02.09(Thu) - my office


170124お施主さんからのプレゼント

先週お引渡しから2年ほど経つクライアントから

10分でいいので事務所に伺いたいと連絡が入る。

正直、なにを言われるのかな?とドキドキしながら色々想像するが思い当たることがない。


週末笑顔でご家族が事務所を訪れた。

奥様:内祝いのお返しが遅くなりました。

私:あーお気遣いいただかなくても良かったんですよ。

ご主人:遅れた理由がこれをつくっていたからなんです。

と1枚のDVDを頂く。

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掲載誌や受賞した賞のアイコンまで丁寧に入っており、レンタル禁止に笑みがこぼれる。

内容は3年に及ぶ住宅計画が思い通りいかず諦めかけていたという話から始まる。

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DVDには設計プロセスや施工写真が詳細に映っていた。

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そして後半では暮らし始めてからのご家族の様子がたくさん詰まっていた。

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その間、新しいご家族も増え、お子さんたちもすくすくと成長し、、、



僕たちは建築が好きだからこの仕事を選んだ。

事務所のなかで設計を行い

現場で施工者と話し合いながら完成を見届けるのが私たちの仕事である。

依頼主ための建物を計画しているがその後の様子を知ることはあまり多くなく

寝ずにひたすら考えた提案が実際のところ、どのようになっているかいつも気になっている。

今回頂いたDVDには幸せな家族の様子がたくさん映っていて

なにより、そのことをお伝えいただける機会と映像まで用意してくださったお施主さんのお気遣いに

言葉が見つからない。


DVDケースを開くと中にはご家族からのメッセージカードが入っていた。

ご主人、奥様、お子さんからのメッセージも、照れくさそうに映っているおじいちゃん、おばあちゃんの表情も

なんと言葉にしていいのか、、、

今、事務所にひとりだから泣いてもいい? そんな状況。


この道に進んでよかったと思えることは度々あるが、今回のことは色々考えるきっかけになった。




建築、やっぱり最高だ!

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2017.01.24(Tue) - my office


メディア掲載

法連町の家|Arhchitecture and Culture 428 (韓国)

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2017.01.19(Thu) - media


寸法

1500mm|敷地境界からの距離、洗面室の有効寸法、エントランスの幅、ダイニングテーブルの幅

700mm|クローゼットの奥行き、ダイニングテーブルの高さ、バスタブの幅、室内扉の幅

200mm|階段の蹴上げ高さ、キッチンの棚板、小さい引き出しの高さ、タオル掛けの長さ

計画によってそれらは前後するが建築には概ね基本となる寸法がある。

法規、施主要望、使い勝手、施工方法などによってそれらは常に流動的である。

寸法を決めることが設計者の仕事だと考えている。



つまり建築は寸法の重なりで出来ている。

寸法はそこに閉じた「数値」ではなく「関係性」である。

建築を開くも閉じるも、繋ぐも隔てるも全てを微細にコントロールしているのは寸法である。

見えず動かない寸法が建築をつくっている。



難解なパズルや読者不在の物語をつくることより

スケールと向き合うことで見つかる建築に興味がある。

新しいスケールが作り出す、他に無い関係性を持った建築。



そんな建築をつくりたい。


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2017.01.18(Wed) - hitorigoto


170106つくりたい建築

例年のことだが一年のうちで終日休みが取れる日はほんの僅か。

よって正月休みは駆け足で過ぎていった一年を振り返ったり

読めていなかった本を読んだり

進行中のプロジェクトのスケッチを進めたり

好きなことに時間を割くようにしている。

気がつくと殆ど仕事しているときと変わらない、、、笑


本読むとき、スケッチ描くとき

思い立った言葉をメモに残すようにしている。

それらの点を繋いでいって自分が進みたい方向のイメージを繋げていく。

連休中そんな点がたくさん見つかった。


本日から仕事始め。

早速施主打合せがあり、追加要望が加わったので何度目かの計画修正。

お施主さんが僕たちが考えた案を大切に思ってくれて

イメージを膨らませてくれて

お互いの立場を尊重しながら

一緒になって建築をつくっていくプロセスは楽しい。

予期せぬ要望によって計画は一旦止まるけど

その後、好転するのが面白い。(好転するまでスタディは止めない)

帰り際

「何度も要望を伝えてすみません。またお願いします」

とお施主さん。

「楽しみにしていて下さい」

と私。

打合わせ前はドキドキ、帰りは追加要望片手にワクワク。

そんな今年ひとつめの打合わせだった。


設計打合わせは図面見ながら機能的な話に終始しがちだけど

建築は住み始めると機能や便利さ以外に

家族や自然を前にして感じることや楽しさがたくさんあるので

そこを今後も伝えて行きたい。



2017年、つくりたい建築は

「ずっと佇みたくなる建築」

昨年の欧州旅行や国内の建築旅行

そして今までの経験を踏まえながら

自分の心に残っている建築に共通点があるとすれば

そういう言葉になる。


それは新しい建築言語ではないかもしれない。

しかし時間を経てなお今までにない感覚を感じられる建築。

そんな建築をつくりたい。




2017.01.06(Fri) - hitorigoto





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